2021年08月31日

竹中平蔵氏 病床増えない理由は「知事が地元医師会と揉めるの嫌で知らん顔」

 パソナグループ会長で慶応大学名誉教授の竹中平蔵氏が31日までにYou Tubeチャンネル「平ちゃんねる」を新規投稿。「病床が増えないのは、知事が地元医師会と揉めるのが嫌で知らん顔するから」と説明した。

 この日は、視聴者から「社会の仕組みとコロナ問題は関係がありますか?」という質問に対して回答する形式で配信された。

 メディアの問題などに言及した後、「もう一つあります」と話し、「この問題にだれが責任を負っているのか?ということ。こう言うのをガバナンスというんですが、その仕組みがすごく曖昧」と答えた。

 例えばの例として「今、病院の医療ひっ迫とか言っていますが、コロナのベッドの数を増やせばいいわけですよね。病床を増やす。これはだれの責任なのか。知事の責任。地方の責任なんですよね。ところが厚生労働省が、国が、一緒婦件名それを言っても、地方は地元医師会と揉めるのが嫌だから知らん顔をするわけですよね」と知事が医師会との軋轢を避けるために病床が増えないと指摘した。

 続けて「だから病床はちょっと増えたけど、ほとんど増えてないですよね。160万もこの国に病床があるのに、その3%くらいしかコロナ対策として使われてなくて、それで医療ひっ迫だっていうわけですから、海外から見れば『何を言ってるんだ?』ということでですよ。日本は真面目な顔をしてやってるんだから、海外から見ると『変な国だな』ということになるんだと思う」とも話した。

 さらに「そういうふうに一部の利害関係と結びついて、そしてガバナンスがあいまいでだれの責任かわからない。この際ですね、きちっとこの問題に責任を負うように私は保険庁みたいなしっかりした指令組織を作ったほうがいいと思う」と米国のCDC(米疾病対策センター)に倣った新たな省庁をつくることを求めた。
                                  デイリー
posted by 鏑木歯科 at 17:59| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

11月の千葉県柏市長選、現職秋山氏出馬せず

 千葉県柏❝❞市長の秋山浩保氏(52)が30日、11月20日任期満了の次期市長選に立候補せず、今季限りで市長職を退任すると表明した。秋山氏は平成21年に初当選し現在3期目。10月31日告示、11月7日投開票が暫定している市長選まで2か月となりながら態度を表明せず、進退が注目されていた。

 秋山氏はこの日の定例記者会見の最後で市長選について「3期12年を区切りに、次の市長にバトンタッチする」と発言した。そのうえで「12年間で市の負債を減らし、基金を増やして財政再建を推進した。民間と協力した在宅ケアの充実、障害者対策を行い、東日本大震災では市民と力を合わせて除染に取り組めた」とこれまでの実績を振り返った。その一方で「市立病院建設、柏駅西口再開発など、やり残したことはあるが、姿勢には終わりがないので、次の市長に引き継いでもらう。引退は長い時間考えて決めた」と述べた。

 今後については「国政選挙への立候補は考えていない。政治の世界から完全に身を引くわけではないが、全くの白紙」とした。

 秋山氏は毛尾英コンサルタントを経て、平成21年の市長選に無所属で立候補し初当選、25,29年も無所属で立候補し当選した。
                            産経新聞
posted by 鏑木歯科 at 11:49| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

アフガン駐留米軍の撤収完了 20年に及ぶ戦争終幕 混乱残し、退避打ち切り

 米中央軍のマッケンジー司令官は30日、国防総省でビデオ回線を通じて記者会見し、アフガニスタン駐留米軍の撤収が完了したと発表した。

 アフガン民主政権の崩壊がもたらした混乱により、各国による自国民やアフガン人協力者の退避支援は難航。それでもバイデン政権は8月末の撤収期限を堅持し、退避作戦を打ち切った。2001年の米同時多発テロを機に始まって約20年続き、米史上最長の戦争となったアフガン戦争は終幕を迎えた。

 マッケンジー司令官は、駐アフガン米大使らを乗せた最後のC17輸送機が米東部時間30日午後3時半(日本時間31日午前4時半)ごろ、カブール空港を離陸したと発表。「すべての米軍兵士がアフガンから退去した」と述べ、バイデン大統領が「史上最大かつ最も困難な空輸作戦」と評した米国民やアフガン人協力者らの退避任務が終了したと語った。

 空港に対するロケット弾攻撃やさらなるテロの脅威があったため、最後の12時間は在留米国人が空港にたどり着けなかったと指摘。いまだ数百人の米国民がアフガンに残っているとみられ、「国外退避を希望するすべての人々を出国させられなかった」と説明した。

 バイデン大統領は声明で、タリバンがアフガンに残された米国民やアフガン人らの安全な出国を約束したと述べ、「国際社会はその約束を守らせる」と強調した。アフガンからの撤収に関し、米東部時間31日午後(日本時間1日午前)に国民に向け演説を行う予定。
                         時事通信
posted by 鏑木歯科 at 09:52| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする