柏市の太田和美市長は26日開かれた定例記者会見で「新型コロナウイルスの感染症法上の分類を現在の『2類相当』から『5類』に見直すことを踏まえた国の議論が必要」と述べた。国による分類見直しで、ひっ迫する市内の医療体制の改善が図られることに期待したとみられる。
「2類」は結核などが含まれ、就業規制や入院勧告の対象。一方、季節性インフルエンザなどの「5類」はいずれも対象外だ。市保健所によると、コロナ患者を受診する医療機関は、通常と別の「発熱外来」設置を求められるが、見直しにより通常の医療体制での診療が可能になるという。
太田市長は「市内の病床使用率もほぼ100パーセント」と危機感を示していた。
千葉日報
2022年08月02日
コロナ療養後、学校復帰に陰性証明「不要」・・・全国の教委に通知
新型コロナウイルスの感染拡大による医療のひっ迫を避けるため、文部科学省は1日、教職員や児童生徒が感染し、自宅などで療養後に学校に復帰する際、陰性証明の提出は「必要ない」と確認する通知を全国の教育委員会などに出した。
読売新聞
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