2022年11月05日

近づく第8波 東京感染者1.3倍 焦る政府「とにかく接種率を」

 新型コロナウイルス感染症の新規感染者数が北海道や東北地方を中心に再び増加に転じ、政府が神経をとがらせている。東京都でも1週間の平均値が前週比1.3倍に跳ね上がり、「第8波」の入り口に立ったとの見方もある。政府はオミクロン株に対するワクチンの接種促進に力を入れる構えだが、一定数の国民が免疫を獲得するには時間がかかるため、冬場の流行に間に合うか予断を許さない。

 4日にあったとの会議では、2日時点の1週間当たりの新規感染者数が4306人で、10月26日時点の3305人から大幅増となったことが報告された。海外で主流になりつつある「BQ・1」や「XBB」などの新たな変異株の割合も増え始めており、会議メンバーは「今後の急激な増加に注意を払う必要がある」「屋内では気温が低い中でも定期的な喚起を」と、次々に警戒感を示した。

 秋が深まるにつれ、北日本ではすでにリバウンドが顕著になっている。北海道では2日時点で1週間当たりの新規感染者数が前週比1.42倍となり、東北6県でも同様の傾向に。寒さに伴って喚起が不十分になりがちな上、そもそも呼吸器系の感染症ウイルスは冬に流行しやすい特性もある。

 九州は今のところ横ばいか微増程度で、福岡県の1週間平均も2日時点で前週比約1.16倍と目立った兆候は見られない。ただ政府にコロナ対応を助言する専門家は「全国的な流行拡大が、より早期に始まる可能性がある」と指摘する。

 イン増えウrン座との同時流行も懸念される中、政府はオミクロン化株対応ワクチンの接種率向上を急ぐ。経済活動を維持し、行動制限をできる限り回避したい政府としては、ほかに有効な手立てもなく、感染動向を静観するしかないのが実情。政府関係者は「とにかく接種率を上げ、『第8波』を迎え撃つしかない」と焦燥感すら漂わせる。

 艦艇が4日に公表したオミクロン株対応ワクチンの接種率は、3日時点で5.9%。「第7波」が一段落し、人々の間に気の緩みが出たり、最新の「BA・5」対応型を待っていたりして、加速していないとみられる。政府内では一時、接種者に得点を与える施策が検討されたものの、「接種できない人が不公平感を持つ」などと異論が出て、その後立ち消えになった。

 「コロナが拡大すれば、内閣支持率を押し下げる要因がまた増えてしまう・・・」と首相周辺。感染者増が先かー。官邸内で数字とのにらめっこが続く。
                             西日本新聞
posted by 鏑木歯科 at 14:39| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

化石燃料への補助金が世界で倍増 脱炭素に逆行「今年はさらに増加」

 世界的なエネルギー危機に対応するため、各国が化石燃料への補助金を積み増している。経済協力開発機構(OECD)と国際エネルギー機関(IEA)の集計では、2021年に前年からほぼ倍増した。ガソリンやガス代への補助などもあり、ロシアによるウクライナ侵攻で今年もさらに勢いを増す。6日、エジプトで始まる国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)を前に、脱炭素と逆行する動きが出ている。

   化石燃料補助金の推移.png  

 昨年のCOP26では産業革命前からの気温上昇を1.5度に抑える「1.5度目標」を確認。また、石炭火力の段階的削減とともに、非効率な化石燃料への補助金の段階的廃止も打ち出された。

 化石燃料への補助金は、温室効果ガスの主要な排出源である化石燃料を使うことを助長する。さらに化石燃料インフラの新たな建設や拡大につながる。今後、何年にもわたって化石燃料を使い続けることになり、再生可能エネルギーへの転換が遅れる恐れがある。

 だが、エネルギー供給への不安で足元は大きく揺らぐ。OECDとIERの分析によると、主要51カ国・地域で、昨年の化石燃料に対する政府の補助金は6972億ドルと前年からほぼ倍増しているという。新型コロナからの経済回復で、エネルギー需要が急増したためだ。

 今年はウクライナ侵攻も重なり、燃料価格の上昇がさらにのしかかる。主要国で石炭、石油、天然ガスの生産への補助や、家計を守ることの理由で、消費への補助金を大幅に増やしている。IEAは「22年度はさらに鋭く増加する」と予測する。
                             朝日新聞
posted by 鏑木歯科 at 10:24| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

北朝鮮で緊張「負の連鎖」 安保理会合、意思疎通訴え

 国連安全保障理事会は4日、北朝鮮による一連の弾道ミサイル発射への対応を協議する緊急会合を開いた。国連のキアリ事務次長補はミサイル発射と米韓軍事演習が互いに緊張を高める「負の連鎖」に陥っていると懸念を示し、偶発的な衝突回避のために意思疎通の手段を確保するよう関係国に訴えた。

 安保理はロシアのウクライナ侵攻をめぐる理事国間の対立から、北朝鮮問題でも一致した対応をとれておらず、公開会合では日本や米国から機能不全への不満が噴出。

 米国のトーマスグリーンフィールド国連大使はミサイル発射を非難した上で「同様に恐ろしいのは安保理の沈黙だ」と述べた。
                                共同通信
posted by 鏑木歯科 at 09:32| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする