
ふたご座流星群は毎年安定して多数のの流星が流れることで知られる流星群で、1月のしぶんぎ座流星軍、8月のベルセウス座流星群とともに「三大流星群」の一つとされています。
活動のピークは22時ごろで、15日(木)明け方にかけて見頃となります。
関東など太平洋側で観測のチャンス
日本付近は冬型の気圧配置で、東日本や西日本の太平洋側の地域、北海道の同党では雲が少なく、腫れて流星観測に好条件となることが期待できます。厳しい寒さとなるため、万全な防寒をして星空観測をお楽しみください。
北日本や日本海側の各地では雪が降りやすくなるため、流星観測は難しそうです。
観測のポイント
★極大予想 12月14日22時ごろ
★母天体 ファエトン(小惑星)
今日14日(水)は、ふたご座流星群が極大を迎える22時より前に地平線から月がのぼってくるため、月が高く上る前の21時から24時ごろが観測にお勧めの時間帯です。
流れ星は空のあちこちに飛ぶので、空全体をぼんやり眺めるようにして流星観測をお楽しみください。
ふたご座流星群の特徴
(1)毎年、多くの流星が出現
毎年同じ時期に、安定して多くの流星が出現する、当たりはずれのない流星群と言えます。国立天文台によると、空の暗い場所で観測
した場合の流星の数は、ピーク時で1時間当たり40個から45個と予想されるとのことです。
(2)ほぼ一晩中観測が可能
流星群に属する流れ星は、放射点という天球上の一点から流れます。ふたご座流星群は、その名の通り冬に見頃を迎えるふたご座に放
射点があるため、夜の尹速い時期に放射点が机上に上ってきます。このため、活動期にほぼ一晩中ふたご座流星群の流れ星を観測するこ
とが可能です。
(3)極大日を過ぎると流星数は一気に減少
ふたご座流星群は、活動のピーク後に短時間で活動が一気に低下するという特徴があります。
ウェザーニュース
