2023年01月28日

客の「心理」最優先 接客業、マスク対応苦慮

 新型コロナウイルス感染対策としてのマスク着用が任意となることを受け、小売りなどの接客業や公共交通機関が頭を悩ませている。

 従業員のマスク着用や客への着用要請はどうするべきか。「心理面を最優先」(大手コンビニ)で、客の反応と世間の雰囲気を伺いながらの対応になりそうだ。

 「今後どう対応しますか」。政府の方針変更を受け、都内のある大手ホテルは早速、他のホテルから問い合わせを受けた。現在は業界のガイドラインに沿って従業員はマスクを着用。客にも要請している。担当者は、「先んじてマスクを外せば『もう外すのか』とたたかれ、外さなければ『外せ』と言われる」として、ガイドラインの変更を待ち、横並びで対応する構えだ。

 百貨店業界では、「マスクを外すには接客の仕事が最後」(大手幹部)と、客が外さない限り着用して接客するとの意見が多い。証券業界でも、「高齢のお客様も多い」(大手)と、基本的には着用を続ける見通しだ。三越銀座店(東京都中央区)前のライオン像も、当面マスクを着けたままにするという。

   ライオンマスク.png

 鉄度y業界では昨年12月の同業界のガイドライン変更時に、マスク着用要請について車内放送で呼び掛ける部分の起債は削除した。しかし、「車掌がマスクをしている客と、していない客との板挟みになる」(JR関係者)として、一部は今なお継続。国がマスク着用を不要にしても、着用要請が一斉になくなるかは不透明だ。

 一方、マスク着用を拒む客とのトラブルが相次ぐ航空業界は、「着用が任意になれば(注意する必要はなくなり)トラブルが減る」(航空会社関係者)と歓迎ムード。「満員電車のようなすし詰めにはならず、空気も入れ替える構造の安全な乗り物だ」(別の関係者)と乗客に意欲を示している。
                 時事通信
posted by 鏑木歯科 at 10:05| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

新型コロナ5類へ引き下げ 5月8日から

 政府は本日(1月27日)、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけを大型連休明けの5月8日から、季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げる方針を対策本部で正式決定しました。

  新型コロナ5類移行後の対応案.png

 岸田総理

  「特段の事情が生じない限り、5月8日から新型インフルエンザ等感染症から外し、5類感染症とする方針を確認いたしました」

  先ほど開かれた新型コロナの対策本部で岸田総理はこのように述べた上で、医療費などの公費負担については段階的に縮小し、3月上旬をめどに医療体制と合わせ具体的な方針を示すと表明しました。

 マスクの着用については、「屋内・屋外を問わず個人の判断にゆだねることを基本とする」としました。

 その上で、今後、マスクの着用が効果的な場面などを周知する方向で対応を検討し、「早期にその結果を示す」としています。


 このほか、スポーツイベントやコンサートでは引き続きマスクの着用を求める一方で、収容定員の100%であっても応援などのために大声を出すことを認めました。教から適用され、各都道府県がこれに基づいてガイドラインの見直しを行います。
                           TBS NEWS DIG
posted by 鏑木歯科 at 08:09| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする