2023年06月21日

公立校、1年以内に辞める教諭じわり増加 目立つ精神疾患での退職

 公立学校の教員に正規採用されたのに、1年以内にやめるケースが増えている。教員の長時間労働の問題が解消されない中、教育現場で新人を支援する態勢が不十分なことが背景にあるとみられ、精神疾患が退職理由の事例も目立つ。

 文科省は毎年、全国調査を行っており、最新の2021年度調査によると、新任教諭系39人(全体の1.61%)が辞めた。精神疾患を理由に辞めたのは197人で、ともにデータのある10年度以降で最多。精神疾患で辞めた人数は、前回18年度調査の104人から倍増した。

 教員採用数が全国最多の東京都では、22年度に正規採用した公立の小中高校、特別支援学校などの新任教諭2429人のうち108人が今年3月までに辞めた。全体の4.4%で、割合は過去10年間で最高だった。

 三重県でも22年度に新任教諭の8人(全体の1.6%)が辞め、過去10年間で最多となった。県教委によると、懲戒免職となった1人を除く7人は精神疾患が原因だった。担当者は「過去と比べて精神疾患が原因のケースが多い」と話す。また、栃木県では12人、広島市では8人が辞め、いずれも過去10年間で最多だった。
                           朝日新聞
posted by 鏑木歯科 at 09:13| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

流山市 4歳以下 団塊人口超 10歳未満70代より多く

 全国の市の中で人口増加率が1位の流山市で、4歳以下の人口が団塊世代を含む70〜74歳の人口を超えた。10歳未満の人口も70〜74歳を上回っている。
 流山市はつくばエキスプレスの沿線にあり、井崎義治市長は「新しいまちづくりを進め、仕事をしながら子育てできる環境整備にも力を入れてきた結果、沙代の人に住んでもらえるようになった」と分析する。

 市の今年4月現在の住民台帳によると、4歳以下の人口は前年より59人増の1万1997人だった。70〜74歳は923人減の1万1653人だった。
 10歳未満の人口は2万4169人で、70歳代より約1700人多かった。70歳代を初めて超えた2021年以降、その差は年々拡大している。総人口が10万人以上の市に限ると、10歳未満人口が70歳代より多いのは全国でも流山市と埼玉戸田市だけだという。

 比較可能な最新データのある昨年の時点で、流山市は人児湯増加率が全国792市の中で最も多かった。1位は6年連続だ。
                          読売新聞
posted by 鏑木歯科 at 08:12| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする