4代児の娘への傷害致死容疑で母親が三重県警に逮捕された事件を巡り、県は10日、虐待に関する過去のデータを職員の判断に生かすAI(人工知能)の評価などを参考に、一時保護を見送っていたと明らかにした。「保護率39%」だったといい、在宅での定期見守りを決めたという。
県議会の全員協議会で説明した。児童相談所は昨年2月、除塵委あざが見つかったとの連絡を受け、母親らと面会。あざが虐待によるものと断定できない▽母親児相の指導や支援に応じる姿勢を見せたなどのほか、AIで評価した際、「保護率39%」だったこともあり、一時保護せずに定期的な見守りとすることを決めたという。
児相はその後、女児が保育園を長期欠席しているとの情報も得ていたが、面会などの対応はしていなかった。
AIシステムが虐待や虐待を疑われる過去事例を職員の判断に生かすもので、2014年度以降の約6千件分のデータを集め、20年7月に県が導入した。データを基に一時保護の必要性を示すというが、「あくまで参考値で、判断は人間がしている」(県子ども・福祉部)としている。
朝日新聞
2023年07月11日
2023年07月08日
インフルえんぁ、史上初めて7月もなお流行・・・コロナ禍で免疫低下が影響か
厚生労働省は7日、2日迄の1週間に全国約5000か所の定点医療機関から報告されたインフルエンザ患者は1医療機関当たり1.26人だったと発表した。7月まで愛院長の石田流行の目安(1人)を超える状態が続いたのは、現在の集計方法となった1999年以降で初めて。コロナの感染拡大が始まってからの2シーズンは流行がなく、人々の免疫が低下したことが影響しているとみられている。
厚労省によると、今シーズンは、昨年12月下旬に全国的に流行入りとなった。
小児科や内科の定点医療機関から今月2日までの1週間に報告されたインフルエンザ患者数は計6228人。1医療機関当たりの患者数を都道府県別にみると、鹿児島が20.07人(前週比1.98人増)で、突出して多かった。宮崎の7.34人、長崎の5.26人、熊本の3.99人が続いた。九州7県で前週より増えていた。一方、35都道府県では1を下回った。
この1週間、休校や学年・学級閉鎖があった小中学校などは、全国で193か所の上った。
流行が長引いていることについて、日本感染症学会インフルエンザ委員長の石田直・倉敷中央病院副院長は「2シーズン流行がなかったことで免疫が落ちているため、1人が発症すると周りに広がりやすい状況になっている。手洗いやうがいなどの基本的な対策を心掛けてほしい」と呼びかけている。
読売新聞
厚労省によると、今シーズンは、昨年12月下旬に全国的に流行入りとなった。
小児科や内科の定点医療機関から今月2日までの1週間に報告されたインフルエンザ患者数は計6228人。1医療機関当たりの患者数を都道府県別にみると、鹿児島が20.07人(前週比1.98人増)で、突出して多かった。宮崎の7.34人、長崎の5.26人、熊本の3.99人が続いた。九州7県で前週より増えていた。一方、35都道府県では1を下回った。
この1週間、休校や学年・学級閉鎖があった小中学校などは、全国で193か所の上った。
流行が長引いていることについて、日本感染症学会インフルエンザ委員長の石田直・倉敷中央病院副院長は「2シーズン流行がなかったことで免疫が落ちているため、1人が発症すると周りに広がりやすい状況になっている。手洗いやうがいなどの基本的な対策を心掛けてほしい」と呼びかけている。
読売新聞
2023年07月07日
アルツハイマー新薬、米が正式承認 エーザイなど開発 進行抑制に効果
米食品医薬品局(FDA)は6日、日本の薬品大手エーザイと米医薬品大手バイオジェンが共同開発したアルツハイマー病治療薬「レカネマブ」を正式に承認したと発表した。
原因とみられる物質を脳内から除去し、病気の進行を抑える効果が期待されており、治療の在り方を大きく変える可能性がある。
アルツハイマー病は、の婦の神経細胞が壊れることで認知機能が低下する病気で、「アミロイドβ(ベータ」というたんぱく質の蓄積が原因と考えられている。レカネマブはこの根本原因に働きかけることを目指しており、臨床試験(治験)では初期段階の患者の病状進行を27%抑制した効果が示された。
FDAは今年の1月のレカネマブを迅速承認し、世界で初めて使用を許可。ただ、いわば「仮免許」のような仕組みで、公的医療保険の適用はほとんど認めていなかった。FDAの諮問委員会は先月、投薬による効果が確認できたとして、正式承認を勧告していた。
共同通信
原因とみられる物質を脳内から除去し、病気の進行を抑える効果が期待されており、治療の在り方を大きく変える可能性がある。
アルツハイマー病は、の婦の神経細胞が壊れることで認知機能が低下する病気で、「アミロイドβ(ベータ」というたんぱく質の蓄積が原因と考えられている。レカネマブはこの根本原因に働きかけることを目指しており、臨床試験(治験)では初期段階の患者の病状進行を27%抑制した効果が示された。
FDAは今年の1月のレカネマブを迅速承認し、世界で初めて使用を許可。ただ、いわば「仮免許」のような仕組みで、公的医療保険の適用はほとんど認めていなかった。FDAの諮問委員会は先月、投薬による効果が確認できたとして、正式承認を勧告していた。
共同通信