2023年07月24日

外国人の訪問介護を検討 人材不足で制度見直し 厚労省会議

 介護人材の不足が見込まれる中、外国人が従事できる業務範囲の拡大に向け、厚生労働省の有識者検討会が24日初会合を開き、議論に着手した。

 コミュニケーション面での懸念から認められていない自宅などへの訪問サービスについて、解禁するか検討。年内に制度見直しの方向性を示す。

 外国人の技能実習や特定技能の制度で、介護施設での十字は可能となっているが、自宅に出向いて入浴や食事の介助などを行う訪問サービスは対象外。在宅では、職員が利用者と1対1で業務に当たるのが基本で、言葉の問題などへの懸念が拭えないためだ。しかし、人材不足に悩む現場から見直しを求める声が出ており、検討会は対応を話し合う。認める場合の条件も議論する。
                                           時事通信社
posted by 鏑木歯科 at 11:27| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする