福井県にある関西電力高浜原発1号機が28日、再稼働しました。
高浜1号機は国内の原発で最も古く、最初に60年を超えて運転する可能性があります。
1974年11月に運転を開始し、国内の原発で最も古い高浜原発1号機は、2011年に定期点検のため停止していたところ、東日本大震災が起き、それ以降、運転停止の状態が続いていました。
2016年に原則40年とされた運転期間の延長が認められ、地元の同意も得られたことから、6月に再稼働する予定でしたが、今年3月、原子力規制委員会から火災への対策が不十分との指摘を受け、追加の幸治が必要になったことから、再稼働の時期を先延ばししていました。
関西電力によりますと、対策工事が完了し、原子炉に燃料を入れるために必要な検査も終えたということで、28日に原子炉を起動し再稼働しました。
今年5月、60年を超えた原発の運転を可能にする法律が成立したため、高浜原発1号機は、最初に60年を超えて運転する可能性があります。また、同じく火災への対策が不十分なため、再稼働を延期していた高浜原発2号機は、9月中旬に原子炉を起動させ、10月中旬に本格的に運転を再開する予定です。
ytv
2023年07月28日
7月、最も暑い月に 国連総長「地球沸騰化」と警告
世界気象機関(WMO)と欧州連合(EU)の気象情報機関「コペルニクス気候変動サービス」は27日、今年7月が観測史上最も暑い月となる可能性が「極めて高い」と発表した。
これを受け、グテレス国連事務総長は「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が来た」と警告。各国や企業に対し、温暖化対策を加速させるよう訴えた。
発表によると、7月1〜23日の世界の平均気温は16.95度で、これまで最も暑かった月の2019年7月(16.63度)を上回った。7月の残り数日で「ミニ氷河期」(グテレス氏)が到来しない限り、記録を塗り替える見通し。
時事通信社
これを受け、グテレス国連事務総長は「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が来た」と警告。各国や企業に対し、温暖化対策を加速させるよう訴えた。
発表によると、7月1〜23日の世界の平均気温は16.95度で、これまで最も暑かった月の2019年7月(16.63度)を上回った。7月の残り数日で「ミニ氷河期」(グテレス氏)が到来しない限り、記録を塗り替える見通し。
時事通信社