8月21日、サンマの初競りが行われ、1キロ当たり最高で23万円の値が付き、去年の5万5550円の約4倍の値が付きました。1匹あたり約2万8000円となります。
(最も高かったのは2018年の1キロ当たり50万円)
今回初競りが行われたサンマは19日に北海道根室市で水揚げされたサンマで、最高値で落札したのは札幌市の鮮魚店でした。
市場関係者によりますと今年のサンマは身振りが小さいものの、程度が良いということです。
20日には根室市で大型船によるサンマ漁も解禁され、月内の水揚げが予定されています。
水産研究・教育機構の調査では日本近海のサンマの資源量は約94万トンと推定され2022年よりも20%ほど少なく、来遊量は低水準が予測されています。
北海道ニュースUHB
OSO18駆除と判明 釧路町でハンター駆除のクマ DNA鑑定で特定 知らずに駆除か
北海道東部の標茶町などで4年前から牛60頭以上を襲ってきたクマ「OSO18」が駆除されたことが関係者への取材で分かりました。
関係者によりますと先月30日、北海道・釧路町でハンターに駆除されたクマ1頭がOSO18であることが判明したということです。ハンターはOSO18と知らずに駆除したとみられ北海道が体毛をDNA鑑定したところこのクマがOSO18であることが特定されました。
OSO18は標茶町や厚岸町などで2019年から少なくとも牛66頭を襲ったとされています。
今年も標茶町で乳牛1頭が死ぬ被害が確認されていましたが警戒心が強く捕獲が難航していました。
STVニュース北海道
関係者によりますと先月30日、北海道・釧路町でハンターに駆除されたクマ1頭がOSO18であることが判明したということです。ハンターはOSO18と知らずに駆除したとみられ北海道が体毛をDNA鑑定したところこのクマがOSO18であることが特定されました。
OSO18は標茶町や厚岸町などで2019年から少なくとも牛66頭を襲ったとされています。
今年も標茶町で乳牛1頭が死ぬ被害が確認されていましたが警戒心が強く捕獲が難航していました。
STVニュース北海道
2023年08月21日
アルツハイマー病の新薬「レカネマブ」きょう承認審議 厚労省
日本とアメリカの製薬会社が共同で開発したアルツハイマー病の新薬について厚生労働省は21日、専門家部会を開き、使用を認めるかどうか審議することにしています。認められれば、アルツハイマー病の原因物質に直接働きかけ、取り除くための初めての薬が国内で製造・販売できるようになります。
認知症の原因の一つである「アルツハイマー病」の新しい治療薬、「レカネマブ」は、日本の製薬大手「エーザイ」がアメリカの「バイオジェン」と共同で開発を進めてきた薬です。
アルツハイマー病の患者の脳にたまる「アミロイドβ」という、異常なたんぱく質を取り除くことで、症状の進行を抑えることが期待されています。
エーザイは今年1月に「レカネマブ」について、厚生労働省に承認を求める申請を行っていましたが、これを受けて厚生労働省は21日、専門家部会を開き、薬の使用を認めるかどうか審議することにしています。
「エーザイ」などの研究グループによりますと、最終段階の治験の結果では、この薬を投与された患者は、偽の 薬を投与された患者と比べて1年半後の認知機能の低下が27%抑えられ、病状の進行を緩やかにする効果が確認されたということです。
アメリカでは先月上旬に治療薬として承認されていて、日本でも認められれば、アルツハイマー病の原因物質を取り除くための初めての薬が国内でも製造・販売できるようになります。
アルツハイマー病 日本では600万人と推計
アルツハイマー病は認知症の原因となる病気の一つで、日本では認知症と診断された高齢者の6割以上を占めています。
アルツハイマー病を発症した人の脳では、「アミロイドβ」と呼ばれる異常なたんぱく質がたまっていて、これにより神経細胞が壊れ、脳が委縮し、その結果、脳の働きが低下すると考えられています。
典型的な症状として初期に物忘れが目立ち、経過とともに理解や判断の力が衰えたり、身体的な機能も低下して動きが不自由になったりするなど、様々な症状が徐々に出てくるようになります。
厚労省によりますと、日本では認知症の人は3年前の時点で600万人と推計されていて、さらに団塊の世代が全員75歳以上の後期高齢者となる2025年には、およそ700万人に上ると予測されています。
認知症の原因の一つである「アルツハイマー病」の新しい治療薬、「レカネマブ」は、日本の製薬大手「エーザイ」がアメリカの「バイオジェン」と共同で開発を進めてきた薬です。
アルツハイマー病の患者の脳にたまる「アミロイドβ」という、異常なたんぱく質を取り除くことで、症状の進行を抑えることが期待されています。
エーザイは今年1月に「レカネマブ」について、厚生労働省に承認を求める申請を行っていましたが、これを受けて厚生労働省は21日、専門家部会を開き、薬の使用を認めるかどうか審議することにしています。
「エーザイ」などの研究グループによりますと、最終段階の治験の結果では、この薬を投与された患者は、偽の 薬を投与された患者と比べて1年半後の認知機能の低下が27%抑えられ、病状の進行を緩やかにする効果が確認されたということです。
アメリカでは先月上旬に治療薬として承認されていて、日本でも認められれば、アルツハイマー病の原因物質を取り除くための初めての薬が国内でも製造・販売できるようになります。
アルツハイマー病 日本では600万人と推計
アルツハイマー病は認知症の原因となる病気の一つで、日本では認知症と診断された高齢者の6割以上を占めています。
アルツハイマー病を発症した人の脳では、「アミロイドβ」と呼ばれる異常なたんぱく質がたまっていて、これにより神経細胞が壊れ、脳が委縮し、その結果、脳の働きが低下すると考えられています。
典型的な症状として初期に物忘れが目立ち、経過とともに理解や判断の力が衰えたり、身体的な機能も低下して動きが不自由になったりするなど、様々な症状が徐々に出てくるようになります。
厚労省によりますと、日本では認知症の人は3年前の時点で600万人と推計されていて、さらに団塊の世代が全員75歳以上の後期高齢者となる2025年には、およそ700万人に上ると予測されています。