宇部鴻城の岡野さんがユニホーム姿でノックの補助を行った
第105回全国高校野球選手権は8日、大会3日目の第1試合で宇部鴻城(山口)の試合前ノックに女子部員が参加した。岡野和美さん(3年)がユニホームを着用し、ノックの補助を行った。夏の甲子園の試合前ノックに女子部員が参加するのは史上初となった。
岡野さんが聖地のグランドに立つと、宇部鴻城の三塁側スタンドから拍手で迎えられた。大役を終えるとベンチ前で汗を拭い、尾崎公彦監督に声を掛けられ笑顔を見せた。
夏の甲子園では二〇二二年の一〇四回大会から、女子部員のノック時のボール渡しや試合中のボールパーソンを務めることが可能となり、今大会からノッカーも務められるようになっていた。
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