2023年10月16日

中国も参加なのに・・・IAEAの調査に中国政府「有効な国際監視にならない」と批判

 福島第一原発の処理水を巡り、IAEA=国際原子力原子力機関の専門家らが、放射性物質の濃度を調査するため来日することについて、中国政府は「有効な国際監視にならない」と批判しました。

 環境省は、今月16日からIAEAの専門家らが来日して、処理水を放出した周辺の海水や魚などからサンプルを採取し、放射性物質の濃度を分析すると発表しました。

 IAEAが指名した韓国とカナダ、それに中国の専門家も調査に参加するということですが、これについて中国政府は次のように批判しました。

 中国外務省 報道官
 「この調査は、以前IAEAが日本側と協議したことに基づいて行うもので、利益関係国が十分、実質的に参加した長期的かつ有効な国際監視にならない」
  その上で「中国は、日本側が国際社会の懸念に真剣に答え、長期的かつ有効な国際お監視体制を構築するよう促す」としています。      
                          TBSテレビ
posted by 鏑木歯科 at 14:55| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

IAEA、福島で海水採取を開始 第一原発周辺、中国も参加

 国際原子力機関(IAEA)とカナダ、韓国、中国の専門家らは16日、処理水を海洋放出中の東京電力福島第一原発周辺で海水などの採取を始めた。
 23日までの日程で、日本が実施しているモニタリングの裏付けなどに使用する。

 カナダなどは第三者的な立場で参加。中国は処理水の海洋放出に反対している。

 原子力規制庁によると、排水のほか改定の堆積物や魚も採取し、放射性物質のトリチウム屋コバルト60などを分析する。昨年に採取した試料と比べて変化がないかどうかを調べる。IAEAとカナダなどの分析結果も比較する。
                                      共同通信
posted by 鏑木歯科 at 14:29| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする