1960年代に人気グループ「クレイジーキャッツ」の一員として活躍し、俳優としても知られた犬塚弘(いぬづか・ひろし、本名=ひろむ)さんが、27日までに死去した。94歳。東京都出身。
犬塚さんの死去で、クレージーキャッツのメンバーは全員亡くなったことになった。
1955年にハナ肇さんらと「キューバン・キャッツ」を結成。クレージーキャッツと改名し、谷啓さん、植木等さんも加わった。「クレージー黄金作戦などの喜劇映画で人気を集め、テレビでもバラエティー番組「シャボン玉ホリデー」などにレギュラー出演した。
山田洋次監督の映画「馬鹿が戦車でやってくる」や「男はつらいよ」にも出演した。
共同通信
2023年10月27日
皇位継承策検討へ自民が新組織、総裁直属で議論加速
自民党は、安定的な皇位継承策などを検討するため、党内に総裁直属機関を設ける方針を固めた。近く決定し、トップには麻生副総裁が就任する方向で調整している。自民主導で議論を加速させ、国会での合意形成につなげたい考えだ。
直属機関は、党総裁である岸田首相の移行が議論に反映されやすい利点がある。首相は23日の所信表明演説で、皇位継承の検討に言及し、「『立法府の総意』が早期に取りまとめられるよう、国会における積極的な議論を期待する」と呼びかけていた。
皇位継承資格を持つ皇族男子は3人で、天皇陛下の次の世代は悠仁様しかおられず、皇位の安定継承が課題となっている。政府は昨年1月、皇族数の確保策として、〈1〉内親王(天皇の子と孫)・女王(ひ孫以降)が結婚後も皇族の身分を保持する〈2〉皇族の養子縁組を可能とし、皇族に属する男系男子を皇族とする の2案の検討を求めた有識者会議の報告書を国会に提出。まずは各党で対応する運びとなったため、自民党は同月、「皇室問題等についての懇談会」で検討を始めたが、議論は停滞している。
首相は党内議論の場を直属機関に格上げし、意見集約を目指す考えだ。
読売新聞
直属機関は、党総裁である岸田首相の移行が議論に反映されやすい利点がある。首相は23日の所信表明演説で、皇位継承の検討に言及し、「『立法府の総意』が早期に取りまとめられるよう、国会における積極的な議論を期待する」と呼びかけていた。
皇位継承資格を持つ皇族男子は3人で、天皇陛下の次の世代は悠仁様しかおられず、皇位の安定継承が課題となっている。政府は昨年1月、皇族数の確保策として、〈1〉内親王(天皇の子と孫)・女王(ひ孫以降)が結婚後も皇族の身分を保持する〈2〉皇族の養子縁組を可能とし、皇族に属する男系男子を皇族とする の2案の検討を求めた有識者会議の報告書を国会に提出。まずは各党で対応する運びとなったため、自民党は同月、「皇室問題等についての懇談会」で検討を始めたが、議論は停滞している。
首相は党内議論の場を直属機関に格上げし、意見集約を目指す考えだ。
読売新聞