能登半島地震の被災地で、歯科医らでつくる「災害歯科支援チーム」が避難所を巡回し、水不足の環境でも口の中をきれいにするための「口腔ケア」の指導に取り組んでいる。口内での細菌の増殖を抑えることで、高齢者の「誤嚥性肺炎」を防ぐ狙いがある。
断水に伴い歯磨きができなくなると、口の中で細菌が増えやすくなる。特に高齢者は、細菌や食べ物が誤って気道に入ると誤嚥性肺炎を招く恐れがる。
14日には、石川県歯科医師会の歯科医ら15人が同県穴水町の7か所の避難所で指導に当たった。約180人が身を寄せる「さわやか交流館プルート」の避難所では断水が続いていた。歯科衛生士の西出一美さんが、避難していた女性(94)に「歯磨きはできていますか」などと話しかけ、水がない場合にウェットティシュを使って入れ歯を手入れする方法を教えた。女性は「口の中がすっきりした。気持ちがいいですね」と笑顔を見せた。
県歯科医師会の江尻重文理事は「避難生活では口のケアが後回しになりがちだが、高齢者の誤嚥性肺炎は命にかかわる。寝る前に歯磨きや入れ歯の手入れをしてほしい」と話した。石川県の要請を受け、日本歯科医師会も、支援チーム派遣の準備を進めている。
読売新聞
2024年01月17日
2024年01月12日
❝即応予備自衛官❞が孤立集落へ 教師やトラック運転手が出動「一日でも早く復興できれば」
石川・輪島市の土砂崩れ現場。
道路が寸断され、集落は孤立状態に陥っている。
その集落に向け、足場の悪い斜面で支援物資を届ける隊員たちがいる。
彼らは、教師やトラック運転手、介護士といった本業を持つ「即応予備自衛官」。
「イット!」は二つの顔を持つ自衛官たちによる、過酷な物資輸送の現場を取材した。
陸上自衛隊が公開したYou Tubeの映像には、崩れた急斜面をよじ登る自衛隊員の姿が。
背中に載せるリュックサックには、孤立集落に届ける支援物資が詰まっている。
足首までつかるぬかるみを歩き、崩れた土砂が行く手をふさぐ悪路を前進。
ようやく、孤立した地域にある避難所へたどり着いた。
届けたのは、水やトイレットペーパーなど日用品。
さらに、ガソリンなどの燃料。
被災者の命をつなぐ物資に他ならない。
土砂崩れによって電柱が折れ、道路がふさがれた輪島市内の現場。
11日に向かったのは、この先にある孤立集落。
自衛隊員「路面の状況が悪いので、けがをしないように」
被災住民に支援物資を届けるため、およそ30人の自衛隊員が投入された。
この現場に派遣されたほとんどの隊員は、普段は別の仕事をしている「即応予備自衛官」で、今回の地震を機に招集された。
その中の一人、南剣さん(38)は普段、輪島市内にあるパイロットなどを養成する高校で教師をしている。
即応予備自衛官・南剣さん「1日でも早く復興できればと思う。高校生と一緒に、潜水部で海やプールで泳いだり、日ごろから体を動かしているので体力的に問題ない」
「即応予備自衛官」は、一度招集されると一定期間、支援物資の輸送や救出活動などの任務に当たる。
即応予備自衛官・小林幸太郎さん(37)は、普段高齢者に寄り添う介護士として勤務。
災害派遣は13年前の東日本大震災以来2度目だという。
即応予備自衛官・小林幸太郎さん「職場で培った介護職としてのやさしさをもって、災害で必要な方の支援に当たれればと思っている。(体力的な厳しさは?)大丈夫です」
トラック運転手として家族を支える、山田高雄さんにとって、これが初めての災害派遣。今回の任務のために、9日間仕事を休んできたという。
即応予備自衛官・山田高雄さん(39)「人を助ける仕事にあこがれていて、体を鍛えたりするようになった。これだけの民間の方を助けることができるというのは、すごく誇りに思う」
FNNプライムオンライン
道路が寸断され、集落は孤立状態に陥っている。
その集落に向け、足場の悪い斜面で支援物資を届ける隊員たちがいる。
彼らは、教師やトラック運転手、介護士といった本業を持つ「即応予備自衛官」。
「イット!」は二つの顔を持つ自衛官たちによる、過酷な物資輸送の現場を取材した。
陸上自衛隊が公開したYou Tubeの映像には、崩れた急斜面をよじ登る自衛隊員の姿が。
背中に載せるリュックサックには、孤立集落に届ける支援物資が詰まっている。
足首までつかるぬかるみを歩き、崩れた土砂が行く手をふさぐ悪路を前進。
ようやく、孤立した地域にある避難所へたどり着いた。
届けたのは、水やトイレットペーパーなど日用品。
さらに、ガソリンなどの燃料。
被災者の命をつなぐ物資に他ならない。
土砂崩れによって電柱が折れ、道路がふさがれた輪島市内の現場。
11日に向かったのは、この先にある孤立集落。
自衛隊員「路面の状況が悪いので、けがをしないように」
被災住民に支援物資を届けるため、およそ30人の自衛隊員が投入された。
この現場に派遣されたほとんどの隊員は、普段は別の仕事をしている「即応予備自衛官」で、今回の地震を機に招集された。
その中の一人、南剣さん(38)は普段、輪島市内にあるパイロットなどを養成する高校で教師をしている。
即応予備自衛官・南剣さん「1日でも早く復興できればと思う。高校生と一緒に、潜水部で海やプールで泳いだり、日ごろから体を動かしているので体力的に問題ない」
「即応予備自衛官」は、一度招集されると一定期間、支援物資の輸送や救出活動などの任務に当たる。
即応予備自衛官・小林幸太郎さん(37)は、普段高齢者に寄り添う介護士として勤務。
災害派遣は13年前の東日本大震災以来2度目だという。
即応予備自衛官・小林幸太郎さん「職場で培った介護職としてのやさしさをもって、災害で必要な方の支援に当たれればと思っている。(体力的な厳しさは?)大丈夫です」
トラック運転手として家族を支える、山田高雄さんにとって、これが初めての災害派遣。今回の任務のために、9日間仕事を休んできたという。
即応予備自衛官・山田高雄さん(39)「人を助ける仕事にあこがれていて、体を鍛えたりするようになった。これだけの民間の方を助けることができるというのは、すごく誇りに思う」
FNNプライムオンライン
2024年01月10日
日経平均一時3万4000円越え 約33年ぶりの高水準
日経平均株価が上昇し、一時3万4000円を超えました。約33年ぶりの高水準となりました。
10日の東京株式市場で日経平均株価は前の日から200円以上値を上げ、3万4000円の大台を超えました。取引時間中としては1990年3月以来33年10陰地ぶりの高水準で、前日に続きバブル後の最高値を更新しました。
前日のアメリカ・ニューヨーク株式市場でハイテク株などが値を上げた流れを受け継ぎ、東京市場でも半導体関連株などに買い注文だ入っています。
日テレNEWS
10日の東京株式市場で日経平均株価は前の日から200円以上値を上げ、3万4000円の大台を超えました。取引時間中としては1990年3月以来33年10陰地ぶりの高水準で、前日に続きバブル後の最高値を更新しました。
前日のアメリカ・ニューヨーク株式市場でハイテク株などが値を上げた流れを受け継ぎ、東京市場でも半導体関連株などに買い注文だ入っています。
日テレNEWS