事件当時19歳の被告に死刑判決が言い渡された今回の裁判。
参加した裁判員はどう判断したのでしょうか。
判決後、会見が行われ、特定少年の事件を審理する難しさなどを話してくれました。
今回の裁判には6人の裁判員と3人の補充裁判員が選ばれ、判決後の会見には4人が参加しました。
このうち裁判員の66歳の会社員の男性は「被害者の方を一番重視し判決を決めました。19歳は社会的に適応できる年齢で善悪が判断できると思う。極刑は免れないと思っていました」と述べました。
補充裁判員の31歳の公務員男性は「19歳という年齢は見る人から見れば大人、見る人が見れば子供のどちらの面もあり、判断が難しかった」と話していました。
補充裁判員の21歳の女子大学生は「チームで決めたことで悪かったのか、正解なのかわからない。今後このような事件が起こらないことを願っています」としました。
60代の裁判員は被告に対しての気持ちについて「被告は極刑を望んでいるように見えた。安易な道を選ばず苦しんでいる人たちに懺悔の気持ちをずっと持ってほしい」と話していました。
テレビ山梨