2024年01月22日

ロシア大統領選、反プーチン候補に5万超の署名 寒空に2時間の行列

 ウクライナ侵攻への反対を訴えて今年3月のロシア大統領選挙への立候補を目指して署名集めをしているポリス・ナジェージュジン氏が21日、必要数の半分超となる5万以上の署名を集めたとSNSのテレグラムで明らかにした。プーチン大統領の当選が確実な状況で、政府の弾圧も激しいが、「反戦の声を上げたい」という声が広がっている。

 ナジェージュジン氏は中道右派の政党「市民イニシアチブ」で候補者に選ばれており、正式な立候補には10万人の署名を1月までに集める必要がある。

 「我々は半分の道の露に到達し、5万4740の署名を集めた。1週間前に不可能に思えたことで、素晴らしい」と喜びつつ、「活動を弱めてはいけない」と檄を飛ばした。

 週末、ロシア各地の選挙対策事務所では、署名に訪れた支持者で行列ができた。モスクワでは氷点下6度の寒空の下、「反戦」の姿勢を支持する若者を中心に多くの市民が行列に2時間並んで署名をした。

 ただ、10万人分の署名を集めても、選挙管理委員会の審議で、名前や住所などに間違いが見つかれば無効になる。船体のスタッフも支持者の身分証明書を診てデータを確認するなど、慎重に作業を進めていた。
                                 朝日新聞社
posted by 鏑木歯科 at 14:58| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

子育てと介護重なる「ダブルケア」29万人 9割が働く世代

 子育てと家族の介護がいっぺんに重なる「ダブルケア」に直面する人が、全国に少なくとも29万3700人いることが判明した。毎日新聞が国の統計から推計値を独自に分析した。9割を30〜40代の働く世代が占め、離職を迫られる人も少なくない。超高齢社会や晩婚、晩産化を背景にダブルケアが広がり、社会を支える現役世代により重い負担がのしかかっている実態が浮き彫りになった。

 国が15歳以上を対象に5年に一度実施する2017年の「就業構造基本調査」は、子育て中の人が1111万9500人、家族を介護する人は627万6300人とそれぞれ推計する。

 毎日新聞は公的な統計の民間活用を認めた統計法に基づき、17年調査からダブルケア人口を抽出するオーダーメード集計を独立行政法人「統計センター」(東京都)に委託した。

 その結果、17年時点でダブルケアを担っているのは29万B700人。育児をしている人の38人に1人は介護も抱え、全体の1割は未婚による出産や離婚を経て独り身の状態だった。

 ただし、就業構造基本調査は子育ての対象を未就学児に限っており、実際のダブルケア人口はさらに膨らむ可能性が高い。

 また、ダブルケア機直面する人のうち20万3700人が過去に離職を経験し、35%はその原因に育児や介護を上げた。

 ダブルケアを巡っては16年、内閣府が12年の就業構造基本調査に基づき、全国に25万3000人が存在するとした初の推計値を公表した。国はこれを最後に詳細な分析をしておらず、毎日新聞が同様の手法で調査を実施。12〜17年の5年間だけでも4万人増えたことが明らかになった。

 支援に取り組み一般社団法人「ダブりケアサポート」(横浜市)によると、ダブルケアを担う人たちは体力面や制審のみならず経済的な負担を強いられるが、社会の理解や行政のサポートは乏しい。

 ダブルケアとは
   育児とと介護が同じ時期に生じる境遇を意味し、この実態と課題を研究する横浜国立大の相馬直子教授と英ブリストル大の山下順子上級講師が012年に提唱した和製英語。公式な定義はなく、広い意味では家庭内で2人以上の介護などを抱えている状態に使う場合もある。大学生までの子供を持つ30〜55歳の男女約1万7000人を対象に大手生命保険会社「ソニー生命」が実施した18年の調査によると、3割がダブルケアを経験したと回答。その期間が10年を超えているケースもあった。
                                     毎日新聞
posted by 鏑木歯科 at 10:02| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

子育てと介護重なる「ダブルケア」29万人 9割が働く世代

 子育てと家族の介護がいっぺんに重なる「ダブルケア」に直面する人が、全国に少なくとも29万3700人いることが判明した。毎日新聞が国の統計から推計値を独自に分析した。9割を30〜40代の働く世代が占め、離職を迫られる人も少なくない。超高齢社会や晩婚、晩産化を背景にダブルケアが広がり、社会を支える現役世代により重い負担がのしかかっている実態が浮き彫りになった。

 国が15歳以上を対象に5年に一度実施する2017年の「就業構造基本調査」は、子育て中の人が1111万9500人、家族を介護する人は627万6300人とそれぞれ推計する。

 毎日新聞は公的な統計の民間活用を認めた統計法に基づき、17年調査からダブルケア人口を抽出するオーダーメード集計を独立行政法人「統計センター」(東京都)に委託した。

 その結果、17年時点でダブルケアを担っているのは29万B700人。育児をしている人の38人に1人は介護も抱え、全体の1割は未婚による出産や離婚を経て独り身の状態だった。

 ただし、就業構造基本調査は子育ての対象を未就学児に限っており、実際のダブルケア人口はさらに膨らむ可能性が高い。

 また、ダブルケア機直面する人のうち20万3700人が過去に離職を経験し、35%はその原因に育児や介護を上げた。

 ダブルケアを巡っては16年、内閣府が12年の就業構造基本調査に基づき、全国に25万3000人が存在するとした初の推計値を公表した。国はこれを最後に詳細な分析をしておらず、毎日新聞が同様の手法で調査を実施。12〜17年の5年間だけでも4万人増えたことが明らかになった。

 支援に取り組み一般社団法人「ダブりケアサポート」(横浜市)によると、ダブルケアを担う人たちは体力面や制審のみならず経済的な負担を強いられるが、社会の理解や行政のサポートは乏しい。

 ダブルケア
   育児とと介護が同じ時期に生じる境遇を意味し、この実態と課題を研究する横浜国立大の相馬直子教授と英ブリストル大の山下順子上級講師が012年に提唱した和製英語。公式な定義はなく、広い意味では家庭内で2人以上の介護などを抱えている状態に使う場合もある。大学生までの子供を持つ30〜55歳の男女約1万7000人を対象に大手生命保険会社「ソニー生命」が実施した18年の調査によると、3割がダブルケアを経験したと回答。その期間が10年を超えているケースもあった。
                                     毎日新聞
posted by 鏑木歯科 at 10:02| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする