竹見恵三厚生ロウドウショウハ日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルスの治療や医療提供体制に関する公費支援を3月末で終了すると発表した。高額な治療代は、医療費の窓口負担割合に応じて1〜3割の自己負担となり、入院費の補助や医療機関への病床確保料の支払いも亡くなる。4月以降、通常の医療体制へ移行する。
現在の感染状況や対応状況を踏まえた判断。武見氏は「一般病床でコロナ患者の受け入れの整備を進めており、以降は問題ないと考えた」と述べた。
新型コロナの医療費は当初、全額公費負担だった。感染症法上の位置づけが5類に移行した昨年5月以降、段階的に公費支援を縮小していた。
治療代は現在、3割負担の人は1回の治療当たり9千円で定額となっている。塩野義製薬の抗ウイルス薬「ゾコーバ」は5日分の薬価が現在5万2千円ほどで、今年4月以降、3割負担の人は1万5千円超の支払いが求められる見通し。
治療費を巡っては、高額で薬をあきらめるケースが想定されるとして、日本感染症学会など3学会が公費支援を求める要望書を提出していた。
共同通信
2024年03月05日
2024年03月04日
金が史上最高値更新 1グラム1万1093円に 初の1万1000円台突入
国内の金の販売価格の代表的な指標となる田中貴金属工業の小売価格が4日、先週末(1万905円)より188円高い、1グラム当たり1万1093円となり、過去最高値を更新した。
FNNプライムラインオン
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日経平均株価、初の4万円越え 脱デフレ期待、投資マネー流入
4日午前の東京株式市場で、日経平均株価(225種)が一時、史上初めて4万円を超えた。生成人工知能(AI)の将来需要を見込んだ半導体関連株の値上がりが相場をけん引。企業業績の拡大や日本経済のデフレ脱却に向けた期待も膨らみ、国内外の投資マネーが流れ込んだ。2月22日に取引期間中と終値の最高値を約34年ぶりに控訴院した後も上昇基調が持続し、1週間余りで大台突破となった。
今春闘で高水準の賃上げが打ち出され、物価と賃金がそろって上がる好循環が現実味を増したとの見方が拡大。外国人投資家による日本株の評価見直しへとつながった。
前週末の1日には4万円まであと10円に迫る場面があった。その後の米ニューヨーク市場でハイテク株主体のナスダック総合指数が終値の過去最高値を更新したことも後押しとなった。
日経平均株価はバブル経済期の1989年末に終値で3万8915円を付けた後、長期低迷した。2009年3月にはバブル後最安値の7054円を記録。12年に当時の安倍晋三首相の政策「アベノミクス」が始まったのを機に上昇基調を取り戻した。
共同通信
今春闘で高水準の賃上げが打ち出され、物価と賃金がそろって上がる好循環が現実味を増したとの見方が拡大。外国人投資家による日本株の評価見直しへとつながった。
前週末の1日には4万円まであと10円に迫る場面があった。その後の米ニューヨーク市場でハイテク株主体のナスダック総合指数が終値の過去最高値を更新したことも後押しとなった。
日経平均株価はバブル経済期の1989年末に終値で3万8915円を付けた後、長期低迷した。2009年3月にはバブル後最安値の7054円を記録。12年に当時の安倍晋三首相の政策「アベノミクス」が始まったのを機に上昇基調を取り戻した。
共同通信