2024年07月31日

サンマ来遊量、今年も低水準の予想 23年より小ぶりか 水産庁

 水産庁は30日、資源減少が問題となっているサンマについて今年の漁期(8〜12月)の来遊量予想を発表した。昨年と同様、低水準の来遊量になると予測。サイズが大きい1歳魚の割合は昨年並みだが、体重は昨年を下回ると見込んでいる。

サンマ.png

 サンマの1歳魚は6〜7月に実施する資源量調査時に体長が27センチ以上で、8月以降の漁期中に29センチ以上になると予想されるもの。昨年の1歳魚の体重は100〜120グラム台だったが、調査を行った「水産研究・教育機構」は今年はそれを下回ると予想。同機構の担当者は「かなり小ぶりだ」と説明した。

 地球温暖化の影響による潮流やエサ環境の変化、乱獲などで、サンマの漁獲量は徐々に減少し、22年には過去最低の1万8384トンまで落ち込んだ。23年は約2万5800トンに回復したものの、低水準が続いている。また、サンマの性ちぃおうが悪化しており、小降りになっている。

 同機構によると、10月には北海道東部や北方四島周辺の海域、それらに隣接する公海に魚群が来遊して漁況は一時的に上向くという。しかし、さらに沖から来遊する魚群の量が例年よりも少ないと見込まれ、漁況は昨年よりも早い時期に悪くなる可能性があるという。
                              毎日新聞
posted by 鏑木歯科 at 08:38| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月27日

新潟「佐渡島の金山」世界文化遺産に登録決定 ユネスコ世界遺産委員会

 インドの首都ニューデリーで開かれているユネスコの世界遺産委員会で27日、日本政府が推薦した新潟県の「佐渡島の金山」の審議が始まり、21の委員国による採決の結果、世界文化遺産への登録が決定しました。

 「佐渡島の金山」は、世界の鉱山で機械化が進んだ16世紀から19世紀にかけ、伝統的な手工業で国内最大の金の産地として発展しました。

 ただ、委員国の一つの韓国は、昭先半島出身者が戦時中に「強制労働させられた」と主張し、推薦に反発していました。

 日本政府関係者等によりますと、韓国側の立場を反映し、朝鮮半島出身の労働者が鉱山で働いた歴史を展示することなどで、「理解が得られた」ということです。

 日本国内の世界遺産は、文化遺産が20件、自然遺産が5件で、「佐渡島の金山」は26件目の登録となります。
                   TBS NEWS DIG
posted by 鏑木歯科 at 14:57| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月26日

佐渡島の金山、登録容認へ 世界文化遺産 韓国外務省

 日本政府が目指す「佐渡島(佐渡)金山」(新潟県佐渡市)の世界文化遺産登録を巡り、韓国外務省当局者は26日、同国メディアに「登録が可能」と語り、事実上容認する考えを示した。

  佐渡金山.png

 日本との交渉が進展し、「日本が全体の歴史の繁栄を約束した」と説明した。

 登録の可否は、インド・ニューデリー田開催されている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会で、27日に審議される。医院国である韓国は、戦時中に佐渡金山で朝鮮半島出身者の「強制労働」があったとして、展示施設などを準備し「全体の歴史を反映すべきだ」と主張。日韓外交当局で協議が続いていた。

 韓国外務省当局者は「協議の難しい部分がほぼ終わった」と明らかにし、「日本から具体的な措置を引き出した」と強調。その上で「投票による対決なく、登録されることが予想される」と指摘した。世界遺産委は前回一致の意思決定を慣例とするが、反対意見があれば3分の2以上の賛成でも登録が決まる。
                          時事通信
posted by 鏑木歯科 at 14:25| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする