2024年07月26日

「置き配」使ってポイント還元 斉藤国交大臣が表明 1回最大5円 10月から

 斉藤国土交通大臣は、物流業界でドライバーの残業規制による人手不足が深刻になっている、いわゆる「2024年問題」の解消策の一つとして、「置き配」などを利用した場合にポイントを還元する実証事業を行うと表明しました。

 3社など6社が参加し、今年10月から実施します。

 これにより再配達率を半減させ、業務の効率化を目指すとしています。

 総理官邸で開かれた物流に関する関係閣僚会議で明らかにしたもので、会議では1他にも
  ▼高速道路に「物流レーン」を作り、無人で荷物を運ぶ「自動物流道路」の実証実験を行う
  ▼トラックの荷台を2台つなげた「ダブル連結トラック」が通行できる高速道路の区間を拡充する
などが打ち出されました。
                      TBS NEWS DIG
posted by 鏑木歯科 at 11:03| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ふるさと納税、初の1兆円越え 利用者、過去最多1千万人規模に

 ふるさと納税制度による寄付総額が2023年度に初めて1兆円を超えたことが25日、分かった。寄付で居住自治体の住民税が軽減される利用者も増加し、過去最多の1千万人規模に達する見通し。返礼品の日恩木充実や、仲介サイトによる得点ポイントが寄付を後押しする形となっている。物価高騰化の節約志向も追い風となった。総務省が来週にも自治体別の寄付額を含めて集計を公表する。

 得点ポイントに関して総務省は「本来の趣旨とずれ、加熱している」と指摘。来年10月からポイントを付与する仲介サイトの利用を自治体に禁じる方針で、寄付の動向に影響する可能性もある。

 返礼品は和牛や海産物、果物などが人気で、自治体も寄付獲得を目指して品目を拡充している。仲介サイトの運営業者によると、物価高が続く中、近年は日用品を選ぶ利用者も増えている。

 ふるさと納税制度が始まった08年度の寄付総額は81億円だったが、寄付上限の引き上げなどで人気が集まり、18年度に5千億を突破。22年度は9654億円だった。
                           共同通信
posted by 鏑木歯科 at 08:16| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2024年07月24日

最低賃金1050円台半ばで最終調整 実現なら過去最高

 2024年度の最低賃金について、中央最低賃金審議会(厚生労働相の諮問機関)の小委員会は、全国加重平均で時給1050円台半ばとする方向で最終調整に入った。物価上昇を踏まえ、現在の1004円に50円程度上乗せする。引き上げ幅は5%に迫り、実現すれば過去最高を更新する。

 最低賃金は、経営者が労働者に支払わなければならない最低限度の賃金。@賃金A労働者の生計費B使用者の賃金支払い能力を考慮し、労使の代表らで構成する審議会が、例年7月末に目安額を決定。目安額を基に,都道府県ごとの地方審議会が上げ幅を決め、10月以降に適用する。

 賃金について、今年の春闘では大企業を中心に賃上げ率が5%台に達し、33年ぶりの高水準に。労働者代表の連合は「賃上げの流れを社会全体に広げる必要がある」として、全都道府県で最低賃金が1000円に達することを目指して、最大67円の引き上げを求めている。

 一方、中小・小規模事業者の賃上げ上昇率は2・3%と小幅で、使用者代表の日本商工会議所などは「小規模な企業ほど価格転嫁が進まず、企業規模による格差が生じている」と大幅な引き上げには慎重だ。

 政府は2030年代半ばに全国加重平均で1500円に引き上げたい考えだ。労使ともに引き上げには異論がなく、23日夜までの詰めの協議を行ったが、結論は出なかった。24日に協議を再開して、結論を出す見通しだ。
                                           毎日新聞
posted by 鏑木歯科 at 08:15| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする