2024年07月16日

広がる「ハーフパンツ×ポロシャツ」制服 猛暑対策としてじわり

 一昔前にハーフパンツとポロシャツで通学していたら、生活指導の対象だったかもしれない。そんなハーフパンツとポロシャツを猛暑対策で「制服」とする学校が出てきている。

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 「めっちゃ涼しい!」

 私立市川中学校(千葉県)に通う、中学3年生の男子生徒は喜ぶ。

 同校は昨年度から、ハーフパンツとポロシャツを征服として導入した。この男子生徒はJR市川大野駅から学校まで、約3キロの道のりを自転車で向かう。「シャツの時は汗だくだった。ハーフパンツだと、ズボンの端が車体に引っかからないのもいい」

 中学1年の女子生徒も「ポロシャツはボトムの外に出してもOKなので、だいぶ涼しい。小学校時代の友達にうらやましがられている」と歓迎する。

 生活指導部長の都築靖教諭は「清とは暑さをしのげ、教員の服装指導も楽になると考えた」と話す。

 保護者や生徒にアンケートを取り、ポロシャツの色は白と紺に。ポリエステル100%で速乾性に優れた素材を選んだ。ハーフパンツは夏のスラックスと同じ素材で短くした。

 都築教諭は「ポロシャツの合わせが男女で違っているだけで、結果的に男女差のほぼない制服になった。多くの生徒にとってきやすい服となり、良かった」と言う。

 日本の夏は暑くなっている。気象庁によると、直近30年間の猛暑日の平均年間日数(約2・9日)は、統計当初の1910〜39年の30年間(約0・8日)と比べ、約3・8倍となった。こうした暑さから、ハーフパンツとポロシャツを導入する学校は各地に広がる。

 カンコー学生服(岡山市)によると、暑さ対策や、様々なアイテムが選択できる制服を導入する学校が増えており、アイテムの一つとしてハーフパンツも導入されている。また、近年は、6割程度の学校にポロシャツを提案しているという。
                         朝日新聞
posted by 鏑木歯科 at 09:25| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「遺体を安置できない」葬儀業者の3割超で発生 背景に「火葬待ち」

 死者数の増加に伴って都市部で顕在化している「火葬待ち」を背景に、全国の葬儀業者などの3割超で、仮想や葬儀までの間に遺体を安置して億施設が不足して受け入業者側で受け入れができなかった場合、遺族や個人の自宅で安置しているとの回答側で受け入れができなかった場合、遺族や故人の自宅で安置しているとの回答が目立った。

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 全日本墓園協会(東京都)の主幹研究員・横田陸さんら研究班の調査に、葬儀業や遺体安置業などの720事業者が答えた。こうした業種は、行政による認可や届け出が不必要なため、全国の事業所数はわかっていない。

 720のうち594事業所(約83%)が、葬儀や火葬の前に、施設で遺体を安置することが「ある」と答えた。
そのうち、主に「遺体控室」で安置しているところが約30%で最も多く、冷蔵機能がない「遺体安置室」(約28%)、「遺体冷蔵庫」(約16%)などと続いた。

 遺体を安置する理由(複数回答)を聞くと、「葬儀の日程調整」(約72%)、「火葬の予約待ち」(約57%)、「葬儀場の空き待ち」(約48%)をあげる事業所が多かった。

 受け入れ態勢が不足しており、安置できないときがあると答えた事業所は約32%。安置施設の「増設を予定」している事業所が約9%、「増設を検討中」は約30%に上った。
                         朝日新聞
posted by 鏑木歯科 at 08:35| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする