千葉労働局は30日、県内の最低賃金(時給)を現行の1026円から50円引き上げ、1076円に改正すると発表した。
引き上げ額は、最低賃金を時給だけで示すようになった2002年度以降で最大。
10月1日に発効する。
千葉地方最低賃金審議会が5日、50円引き上げるよう答申していた。
引き上げは21年連続。厚生労働相の諮問機関・中央最低賃金審議会が7月、全国平均の引き上げの目安を「50円」と答申しており、答申に沿った引き上げ額となった。
中小企業や小規模事業者は、賃上げの影響を大きく受けるとみられる。
千葉働き方改革推進支援センターなどが、支援策などの相談に応じる。
読売新聞