日本を含む長寿の国でこの30年、平均寿命の伸びは鈍化しており、今世紀中に100歳まで生きる人の割合が女性で15%、男性で55を超えることはないとの予測を米イリノイ大などのチームが7日、米科学誌ネイチャーエイジングに発表した。
今後は廊下を遅らせる画期的な技術が登場しない限り、急速な寿命延長は望めないとしている。
日本や韓国、スイスなど長寿の9か国・地域の人口データを解析すると、1990年〜2019年の約30年で寿命が平均6・5歳延びたことが分かった。20世紀には衛生状態の改善や医療の進歩で幼児の死亡率が低下、続いて中高年の健康も向上し、10年につき3歳のペースで寿命が延びたが、最近30年はこの水準を下回っている。
世界各国の年齢別。男女別死亡率から最も低い値をかき集めた「理想的な長寿国家」の寿命を算出すると、19年生まれの女性で88・68歳、男性が83.17歳。100歳まで生きる確率は女性が13.9%、男性は4.5%となった。
共同通信
2024年10月08日
自民、衆院千葉8区に松本泉氏を擁立へ 現職・桜田義孝氏の長男は選ばず
自民党は、次期衆院選で千葉8区(千葉県柏市)から立候補予定者(8区支部長)に、弁護士で元経済産業省官僚の松本泉氏(42)を内定した。同党県連会長の桜田義孝元五輪相(比例南関東)のこうにんとなる。7日の県出身国会議員団会議で了承された。松本氏は同日、千葉市内での記者会見で「日本経済を再生し、地元の柏から日本の閉塞感を打破したい」と意欲を見せた。

松本氏は柏市出身。平成19年に経済省に入り、令和3年から弁護士として活動する。
自民県連は1日から3日まで公募し、県内外から22人が手を挙げた。松本氏以外に、地元県議らも推していた桜田氏の長男で柏市議の桜田慎太郎氏のほか、桜田氏の秘書らも応募していたが、選ばれなかった。
立憲民主党が、日ごろの政治活動量の多い本庄知史氏を擁立することもあり、自民県連はあくまで「短期決戦で勝てる候補」(幹部)にこだわった。同党関係者によると、選任には世襲に対する世論の風当たりなども考慮されたようだ。
松本氏を選んだ理由を会見に同席した県連の阿部紘一幹事長(県議)は「勉強熱心で清廉潔白。安全保障を含め、国際問題に精通しており、あらゆる面で政策通で、一番素晴らしい評価だった」と語った。
産経新聞

松本氏は柏市出身。平成19年に経済省に入り、令和3年から弁護士として活動する。
自民県連は1日から3日まで公募し、県内外から22人が手を挙げた。松本氏以外に、地元県議らも推していた桜田氏の長男で柏市議の桜田慎太郎氏のほか、桜田氏の秘書らも応募していたが、選ばれなかった。
立憲民主党が、日ごろの政治活動量の多い本庄知史氏を擁立することもあり、自民県連はあくまで「短期決戦で勝てる候補」(幹部)にこだわった。同党関係者によると、選任には世襲に対する世論の風当たりなども考慮されたようだ。
松本氏を選んだ理由を会見に同席した県連の阿部紘一幹事長(県議)は「勉強熱心で清廉潔白。安全保障を含め、国際問題に精通しており、あらゆる面で政策通で、一番素晴らしい評価だった」と語った。
産経新聞
2024年10月04日
ヘルメット着用している人何%? ❝努力義務化❞でも「恥ずかしいから」スルーする人たち
JA共済連が2万人超に大規模調査
JA共済連が、「自転車の交通ルールや自転車のヘルメット着用」に関する大規模意識調査を実施し、結果を発表しました。

2024年秋の全国交通安全運動(9月21〜30日に合わせたもので、調査は全国の男女15〜84歳の自転車利用者と非利用者(歩行者や自動車ドライバーなど)計2万2400人を対象に行われました。
2023年4月から施行された自転車利用者のヘルメット着用努力義務化について、「着用を務めることが義務付けられ、違反時の刑事罰や行政罰なし」と正しく理解している人は73.1%。対して、実際にヘルメットを着用している人の割合は少数にとどまりました。自転車利用者1万1200人を対象に、乗用中ヘルメットを着けているかを尋ねたところ、「ヘリメットを持っていて常に着用している」は15.0%、「ヘルメットを持っていておおむね着用している」が11.2%と計26.2%。約4人に1人ほどの割合です。
同設問で最も多かった回答は「ヘルメットを持っておらず、着用していない」の57.6%でした。着用率が最も高かったのは20代男性で、「常に」「おおむね」の合計は37.7%。逆に最も低かったのは50代女性の計13.6%でした。
ヘルメットを着用しない心理的理由を尋ねたところ、最も多かったのは「ヘルメットが似合わないから」。他方、女性のあげる、ヘルメットを着用している自転車利用者2939人を対象に詳細な着用理由を尋ねたところ、「着用が習慣化し、着用しないと落ち着かないから」が最も多い61.3%、次いで「洋服とのコーディネートは気にしていないから」「ヘルメットを着用していると気持ちが引き締まるから」などが続きました。
さらに、歩行者・自動車ドライバー1万1200人を対象に、自転車利用者のヘルメット着用に関する印象を尋ねたところ、「命を守るための行動で常識的だと思う」「法令をしっかり守る姿勢は素晴らしい」などの回答が上位に並びました。
LASISA編集部
JA共済連が、「自転車の交通ルールや自転車のヘルメット着用」に関する大規模意識調査を実施し、結果を発表しました。

2024年秋の全国交通安全運動(9月21〜30日に合わせたもので、調査は全国の男女15〜84歳の自転車利用者と非利用者(歩行者や自動車ドライバーなど)計2万2400人を対象に行われました。
2023年4月から施行された自転車利用者のヘルメット着用努力義務化について、「着用を務めることが義務付けられ、違反時の刑事罰や行政罰なし」と正しく理解している人は73.1%。対して、実際にヘルメットを着用している人の割合は少数にとどまりました。自転車利用者1万1200人を対象に、乗用中ヘルメットを着けているかを尋ねたところ、「ヘリメットを持っていて常に着用している」は15.0%、「ヘルメットを持っていておおむね着用している」が11.2%と計26.2%。約4人に1人ほどの割合です。
同設問で最も多かった回答は「ヘルメットを持っておらず、着用していない」の57.6%でした。着用率が最も高かったのは20代男性で、「常に」「おおむね」の合計は37.7%。逆に最も低かったのは50代女性の計13.6%でした。
ヘルメットを着用しない心理的理由を尋ねたところ、最も多かったのは「ヘルメットが似合わないから」。他方、女性のあげる、ヘルメットを着用している自転車利用者2939人を対象に詳細な着用理由を尋ねたところ、「着用が習慣化し、着用しないと落ち着かないから」が最も多い61.3%、次いで「洋服とのコーディネートは気にしていないから」「ヘルメットを着用していると気持ちが引き締まるから」などが続きました。
さらに、歩行者・自動車ドライバー1万1200人を対象に、自転車利用者のヘルメット着用に関する印象を尋ねたところ、「命を守るための行動で常識的だと思う」「法令をしっかり守る姿勢は素晴らしい」などの回答が上位に並びました。
LASISA編集部