2024年10月09日

「マイコプラズマ肺炎」が過去最多 5週連続増加で1医療機関当たりの患者数「1.64人」 今後さらに感染広がる可能性も

 子供に多く見られ、咳が長引くことが特徴の「マイコプラズマ肺炎」。全国の患者数が5週連続で増え、過去最多となりました。

 「マイコプラズマ肺炎」は、発熱や長引く席が特徴の子供に多く見られる感染症です。

 国立感染症研究所によりますと、全国およそ500の医療機関で、先月29日までの1週間に報告された「マイコプラズマ肺炎」の患者は、5週連続で増加しました。

 1医療機関当たりの患者数は1.64人で、1999年に現在の方法で統計を始めてから最も多くなりました。

 厚労省は「マイコプラズマ肺炎は秋冬に増加する傾向があり、今後さらに感染が広がる可能性がある」として、手洗い・マスクなど基本的な感染対策を呼びかけています。
                              TBS NEWS DIG
posted by 鏑木歯科 at 09:41| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

旬のサンマ 序盤好調も今後は不漁に?  「食べるなら今」

 秋の味覚の代表格、サンマが旬を迎えている。近年は記録的な不漁が続き、「高級魚」とも呼ばれたが、今年は「豊漁」で手ごろな価格で販売されている。ただ、今後は不漁との予測もあり、専門家は「食べるなら今が好機」と指摘する。

 「サンマが安いよ。1本200円」。9月末、東京都品川区の鮮魚店「魚河岸 中興商店武蔵小山店」で店員の威勢の良い声が響いた。店を経営する中島水産によると、サンマは2匹400円ほどで、例年よりも2〜3割ほど安い。チーフの山崎進一さんは「今年は去年よりも脂がのっていて太い」と話す。

 サンマは8月から12月にかけて、北海道や東北地方などで水揚げされる。今年は出足が好調だった。

 一般社団法人漁業情報サービスセンターによると、8月の水揚げは昨年の4倍超の2611.1トン。北海道根室市から東に1千キロほど沖合の公開に、昨年より多くのサンマが集まったことが最大の要因という。また、近年お極端な不漁を受け、全国さんま傍受網漁業協同組合(全さんま)が、主力の大型船が公開に出漁できる日を例年より10日前倒しした異例の措置も後押しした。

 国内最大の水揚げ量を誇る根室市の花咲港では、まばゆい銀色に輝くサンマが連日水揚げされ、船からトラックへと積み込まれている。9月25日には今季最高となる955.1トンの水揚げを記録。1千トンの大台に迫る久々の水揚げに、港は活気づいた。9月単月で見ても、サンマ水揚げ量は昨年の約1.6倍で、流通業者の間では「豊漁」との言葉も飛び交う。

■シーズン当初は好調、でも

 ただ、今年のサンマの來有料について、水産研究・教育機構は7月の「サンマ長期漁海況予報」(道東〜常磐海域)で、「昨年と同レベルで低水準になる」との予測を公表している。史上最低となった一昨年の1万7910トンは宇和間るものの、通年では昨年と同程度とみる専門家もいる。

 その要因の一つが、黒潮の北上と、周囲よりも海水温が高い「暖水渦」だ。

 サンマは冷たい親潮に乗って、日本の沿岸近くにやってくる。しかし、南からの温かい黒潮は通常よりも北上。黒潮から分かれた暖水渦が、北海道東部沖に停滞し、サンマが日本の沿岸に近寄りにくい状況が続いているという。

 漁業情報サービスセンターの渡辺一功・水産情報部長によると、この後日本近海にやってくるサンマは小さめで、水揚げ量も減っていく見通しだ。渡辺さんは「比較的多く出回っている今のうちに、味わっておくことをお勧めします」と話す。
                              朝日新聞
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