環境省の「子供の健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」のデータから約4万人を分析。「コミュニケーション」、全身を使う「粗大運動」、細かい作業の「微細運動」、「問題解決能力」、着替えや食事、順番待ちができるなど「個人社会スキル」の5分野で後れを見つけ出す検査を実施し、半年ごとに発達状況を比べた。
その結果、生後6か月では点数が一定値を下回り発達遅れが示唆される割合に差はなかったが、3歳時点では保育施設に通う子の方が、5分野すべてで発達遅れとされる割合が少なかった。

特に差が大きかったのは、コミュニケー省と個人社会スキルだった。
共同通信