2024年12月14日

早期保育施設通い,発達に好影響 東北大などのチームが4万人解析

 1歳未満から保育施設に通う子は、3歳まで通ったことのない子に比べて3歳時点での発達遅れの割合が少なかったとの研究結果を、東北大などのチームが14日までに英科学誌に発表した。日本では共働き世帯が増える一方、3歳まで母親が家庭で育てないと成長に悪影響があるとする「3歳児神話」が根強い。チームは「発達に悪影響はないので安心して預けてほしい」としている。

 環境省の「子供の健康と環境に関する全国調査(エコチル調査)」のデータから約4万人を分析。「コミュニケーション」、全身を使う「粗大運動」、細かい作業の「微細運動」、「問題解決能力」、着替えや食事、順番待ちができるなど「個人社会スキル」の5分野で後れを見つけ出す検査を実施し、半年ごとに発達状況を比べた。

 その結果、生後6か月では点数が一定値を下回り発達遅れが示唆される割合に差はなかったが、3歳時点では保育施設に通う子の方が、5分野すべてで発達遅れとされる割合が少なかった。

  3歳時点で発達遅れが示唆された割合.png

 特に差が大きかったのは、コミュニケー省と個人社会スキルだった。
                                   共同通信
posted by 鏑木歯科 at 16:33| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

季節性インフルエンザ患者数7週連続増加 1医療機関当たり9.03人 約1400の学校など❝休校・学級閉鎖❞

 季節性インフルエンザについて、厚生労働省は全国の医療機関から報告された患者の数が7週連続で増加したと発表しました。

 厚生労働省によりますと、季節性インフルエンザについて、全国およそ5000の医療機関から今月8日までの1週間に報告された患者数は、4万4673人でした。

 一つの医療機関当たりの患者数は前の週から1.86倍の「9.03人」となり、7週連続で増加しました。

 都道府県別の感染状況を見ると、福岡県が「20.30人」で最も多くなっていて、13府県で今後4週間以内に大きな流行が起きる可能性を示す「注意報レベル」の目安10人を超えています。

 インフルエンザの影響により、全国の1402の学校などで休校や学級閉鎖となっています。

 一方、まだ「注意報レベル」の目安に至っていない東京都でも、インフルエンザの患者数が急増しています。
 東京都によりますと、今月8日までの1週間に報告された都内の患者数は、一つの医療機関当たり8.19人で、今シーズン最多だった前の週の4.32人からほぼ倍増した形です。
                        TBS NEWS DIG
posted by 鏑木歯科 at 08:26| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする