2021年04月13日

家事や介護に1日4時間 中高生の5%がヤングケアラー

 大人の代わりに家事や介護といった家族の世話を担う子供「ヤングケアラー」が、中学・高校生でおよそ20人に1人いることが、厚生労働省が12日発表した初の全国調査で明らかになった。世話に割く時間は1日平均4時間に及び、当事者からは学校生活や将来への影響を心配する声も出ている。
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 調査は全国の公立中学の2年生と公立高校(全日制)の2年史を対象に昨年12月以降に実施し、1万3777人から回答があった。世話している家族がいると答えたのは中学2年生で5.7%、高校2年生で4.1%。文部科学省の統計に当てはめると、中学2年生約5万5千人、高校2年生で約4万2千人がヤングケアラーという計算になる。
  ヤングケアラー.PNG

 調査では親や祖父母の介護に加え、幼い兄弟の世話も含めて尋ねた。その結果、世話の相手は兄弟の割合が最も高く、中学2年は61.8%、高校2年で44.3%。父母は中学2年で23.5%。高校2年で29,6%だった。
 世話の内容は、中学2年で相手が父母の場合、「食事の準備や清掃、選択などの家事」(73.3%)が最も多かった。相手が兄弟の場合、「見守り」(68%)が最多で「家事」は37.6%、「兄弟の世話や保育所への送迎など」も34%いた。

 世話に費やす時間は中学2年で平日1日平均4時間、高校2年生で同3・8時間だった。7時間以上という回答もそれぞれ1割を超えた。
                           朝日新聞
posted by 鏑木歯科 at 10:31| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする