500円硬貨は1982年に発行が始まってから3代目で、2000年以来の刷新。現在はニッケル黄銅製だが、新たに白銅を加えて2色構造とし、偽造対策を強化した。
麻生太郎財務相は打ち初め式後、記者団の取材に応じ、「偽造されず、安心感を持てる通貨の存在は極めて大きい」と述べ、3代目発行の意義を強調した。
21年度は2億枚の発行を予定している。当初は今年4〜9月の発行を目指していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で現金自動預払機(ATM)などの改修に時間がかかり、延期した。現在の500円硬貨も引き続き使用できる。
時事通信社
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