去年に比べ物価高の影響を最も感じる費用として「食料品」と答えた人が7割(73%)を超え、断トツのトップとなった。
また、ゴールデンウィーくの予算は去年から9617円減り2万9677円となり、3年ぶりの減少となった。
ゴールデンウィークの予算を減らした理由として「物価高の影響」を上げる人が6割以上(65・8%)に上ったほか、過ごし方についても「自宅で過ごす」と答えた人が46.8%となり、去年より5ポイント以上増加するなど、物価高の影響がゴールデンウィークにも及んでいることがわかった。
一方、貯蓄について聞いたところ、平均は1303万円となり、去年に比べ175万円の減少となった。
2022年以降、2年連続で増えていたが、3年ぶりに大きく減少に転じたことにつて明治安田生命は「収入が物価高に追い付かず、貯蓄を切り崩している人が多い可能性がある」と指摘する。
貯蓄の割合では「銀行預金」が71.6%で最も多く、「投資」は21.6%にとどまった。
新NISAが始まり去年より2.4ポイント増えたものの、「貯蓄から投資」の定着には時間がかかりそうだ。
また、お小遣いについては、夫が去年より2513円減少の3万3039円となり、3年ぶりに減少。妻も去年より1235円減少の2万2298円となり、5年ぶりに減少に転じた。
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