2024年07月26日

佐渡島の金山、登録容認へ 世界文化遺産 韓国外務省

 日本政府が目指す「佐渡島(佐渡)金山」(新潟県佐渡市)の世界文化遺産登録を巡り、韓国外務省当局者は26日、同国メディアに「登録が可能」と語り、事実上容認する考えを示した。

  佐渡金山.png

 日本との交渉が進展し、「日本が全体の歴史の繁栄を約束した」と説明した。

 登録の可否は、インド・ニューデリー田開催されている国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産委員会で、27日に審議される。医院国である韓国は、戦時中に佐渡金山で朝鮮半島出身者の「強制労働」があったとして、展示施設などを準備し「全体の歴史を反映すべきだ」と主張。日韓外交当局で協議が続いていた。

 韓国外務省当局者は「協議の難しい部分がほぼ終わった」と明らかにし、「日本から具体的な措置を引き出した」と強調。その上で「投票による対決なく、登録されることが予想される」と指摘した。世界遺産委は前回一致の意思決定を慣例とするが、反対意見があれば3分の2以上の賛成でも登録が決まる。
                          時事通信
posted by 鏑木歯科 at 14:25| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする