
2024年産の生産量は前年よりも18万トン多くなる見込みだ。一方で、農協など主要な集荷業者が昨年までに確保してきた量は、21万トン少ない。農水省は、この21万トンを流通の目詰まりを示す料として問題視しており、その分を穴埋めすることにした。
備蓄米の放出は、年間の玄米仕入れ量が5千トン以上の集荷業者に対して行う。農水省は入札で選んだ業者に売却し、原則1年以内に同じ業者から同僚を買い戻す。過度に米価が下落することを防ぐためだ。
農水省はこれまで備蓄米の放出を、凶作時と災害時に限ってきた。昨夏の南海トラフ地震の臨時情報による買いだめで、小売店の店頭からコメが消える異例の事態が起きてもこの方針を変えず、放出を拒んできた。
朝日新聞
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