2025年02月17日

私立高校の無償化、政府・自民が支給額45万円に引き上げへ調整・・・維新は「最大63万円」主張

 政府・自民党は16日、高校授業料無償化を巡り、子供が私立校に通う世帯に年間最大で39万6000円が支給されている就学支援金について、2026年度から最大45万円程度に引き上げる方向で調整に入った。石破首相が17日の衆院予算員会の答弁で、こうした意向を明らかにする見通しだ。

 首相は16日、首相公邸で自民の小野寺政調会長と協議し、全国の私立高授業料の平均額(24年度約45万7000円)並みに引き上げることが妥当と判断した。日本維新の会は、大阪府の私立高授業料の水準を基に「最大63万円」への引き上げを主張しており、25年度予算案への蚕糸を取り付けるため、威信と合意できるかが焦点になる。

 維新の前原誠二共同代表は16日のテレビ番組で「上限金額については柔軟に対応していきたい」と述べ、譲歩する構えを見せた。現在は私立校に通う年収590万円未満の世帯にじゅぎぃ雨量として最大39万6000円が支給されるが、自民・公明両党配信との協議で、26年度から所得に関係なく、同額を上限に支給する方針を伝えていた。25年度は公立・私立校問わず、年収910万円の所得制限を撤廃し、公立校の授業料相当額の年11万8800円を支給する。
                                 読売新聞
posted by 鏑木歯科 at 08:27| 鏑木歯科日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする