秋田県で同日、時給1031円の2025年度最低賃金が発行し、全都道府県で106万円の壁を超えるためだ。「壁」の解消により、厚生労働省は全国で約110万人が新たに厚生年金・健保に加入するとみられる。
厚生年金や健保の保険料は、企業と労働者が折半で負担する。賃金に応じた年金額が老後に支給されたり、けがや病気で休んだ際に傷病手当てが受け取れたりする。健保には大企業の健保組合や中小企業の協会けんぽなどがある。
時短労働者は現在、従業員51人以上の企業で週20時間以上働き、月額8万8000円(年収換算106万円)以上の賃金を得ると厚生年金・健保の加入が義務付けらえる。
106万円の賃金要件は、扶養に入る主婦パートらが保険料負担を避けるため働く時間を抑え、企業が人手不足になる要因とされてきた。政府は106万円の壁の解消を踏まえ、今秋に賃金要件を正式に廃止する。勤め先の従業員数要件も27年10月から段階的に下げ、35年10月に撤廃。週20時間以上の労働時間要件は維持する。
厚労省は、厚生年金・健保への新規加入による主婦パートらの手取り減少を緩和するため、企業側の保険料の負担割合を増やせる特例制度を今年10月から時限的に導入。企業側が保険料を多く肩代わりした分は全額還付する。
社会保険労務士の井戸美枝氏は「主婦パートにとって、給付の熱い厚生年金に入るメリットは目先の手取り減より大きい。企業委側もパートらを定着させて戦力にする好機ととらえるべきだ」と話している。
時事通信社
【関連する記事】
- 政府、国家備蓄石油の放出検討 イラン情勢悪化、供給不安長期化
- 移住先選びなら「まずは群馬」増 人気ランク2連覇、急上昇の県は・・・
- 東京都内でスギ花粉の飛散開始 今月13日に観測
- 東電柏崎原発14年ぶり電力供給 首都圏へ福島事故後初の再稼働で
- 衆院解散 総選挙 高市政権信任問う
- 東京都市圏の公道初 柏の葉地区でレベル4自動運転バス運行開始
- 2026年は11年ぶりに「祝日法」の特別規定が適用 9月は「オセロ休日」で5連休..
- 青森・大間産マグロが過去最高5億超! 15年連続「一番マグロ」東京・豊洲市場の初..
- 日本の立場、首相に難題 G7各国見極め
- ‘’育休もらい逃げ‘’本当に問題なのか?Z世代が突きつける働き方の再設計

